ダークフルーツケーキ
 

母が結婚退社するとき(昭和40年頃)お祝いに頂いた料理本に載っていた
『ダークフルーツケーキ』です。
とても気になる美味しそうなケーキですが、普段使わない材料も入っていて
母もまだ作ったことはないそうです。
今回は、母のリクエストに応えて作ってみました。

まず、材料をチェックしてみると。。
「赤砂糖」「モラセス」「メース」がひっかかてきました。
それを調べる作業から始めます。

赤砂糖とは「カソナード」のこと。
バニラの香りのする褐色の砂糖。

焼菓子の砂糖として使うと風味豊かで高級感が出る。
クレームブリュレの上にかけて焦がすのに使う。

モラセスとは
アメリカのお菓子によく使われる糖蜜。

黒蜜より濃厚でコクが出そう。

メースとは
ナツメグの周りの赤い編み状の皮。

ナツメグより繊細でやわらかい香。

ふむふむ。
イメージがだんだん沸いてきました。

いろんなスパイスが入っていて、しかも同じようでちょっと違う味のものを数種類入れている。深みのある味になりそうです。
このケーキはスパイスの効果によって、なんと1年間常温で保つらしい。
(エジプトでは、ミイラにシナモンを使ったそうなので、納得できます。)

次に作り方をチェックしてみます。
昔の本なので、低温で2~3時間焼くとあります。 昔のオーブンはダッチオーブンみたいにガス台の上に乗せて使うものだったような記憶があります。
けっこうアバウトな温度設定ですが、長時間焼くので、たぶん120度くらいが良さそうな気がします。 長時間焼くのも長期保存に関係していそうです。 あとは、パウンドケーキと同様につくれそうです。

●材料(18cm丸型1台分)●
バター・・・・・130g
カソナード(赤砂糖)・・・120g
卵・・・・・・・・・・2個
薄力粉・・・・・・・・130g
ベーキングパウダー・・小さじ1/2
塩・・・・・・・・・・小さじ1/4
シナモン・・・・・・・小さじ1/2
メース・・・・・・・・小さじ1/3
ナツメグ・・・・・・・小さじ1/6
オールスパイス・・・・小さじ1/8
クローブ・・・・・・・小さじ1/8
モラセス・・・・・・・100cc
レモン汁・・・・・・・大さじ2
ラム酒漬けフルーツ・・・500g
アーモンド・・・・・・・100g ※細かく刻む
小麦粉・・・・・・・・・大さじ1
ブランデー・・・・・・・大さじ2

●下準備●
オーブンは120℃にセット。
18cm丸型に紙を敷く
バターと卵は常温にする。
薄力粉からクローブまで、合わせてふるう。
フルーツとアーモンドに小麦粉大1をまぶす。

●作り方●
1、バターを泡立て器でポマード状にする。
2、砂糖を2~3回に分けて加え、よく混ぜる。
3、卵(冷たくない状態)を少しずつ加え、よく混ぜる。
4、粉類、モラセス、レモン汁を交互に少しずつ加えゴムベラで 切り混ぜる。
5、フルーツ、アーモンドを加えて混ぜる。
6、用意した型に流し入れ、120℃のオーブンで2~3時間焼く。竹串で真ん中を刺して、何もついてこなければ出来上がり。
7、網にのせて30分くらい置いてから紙をはがし、ブランデーをふり、アルミ箔で包む。ビニール袋に入れて2週間ほど常温で放置してから頂く。

ダークフルーツケーキ

これは、半年前に作りました。

かなり熟成されて深みのある味になっています。

味が濃いので少しづつしか食べられないかんじです。

 赤ワインやブランデーにも合いそうな高級感漂うケーキが出来ました。

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