秋のお楽しみ第一弾、『栗』がそろそろ出まわってきましたね。
私は、あんずと同じくらい栗を見つけると、テンションが上がってしまいます。
ここ5年くらい、毎年、『栗の渋皮煮』を作っています。
なかなか手間はかかりますが、無性に作りたくなってしまいます。
第一の難関は、「栗の鬼皮をむく」です。
そんなとき役に立つのが、『栗くり坊主』です!
左が栗を押さえる役目をして、右の刃でむいていきます。
まず、サイドを上からむきます。
底の真ん中を1本むきます。
手で片側を上からはがします。
もう一方を、手で底の方からはがします。
これを、ミョウバンを溶かした水に漬けて、一晩おきます。
次の作業は筋を取り、煮るです。
栗をよく洗い、竹串などを使って黒い筋やぽやぽやした皮を取り除きます。
※この作業はかなり根気のいる作業です。
たっぷりの水で、アクをすくいながら、ゆでる。
水がこげ茶色になったら、ゆでこぼし、再び水を入れてゆでる。
これを5回くらい繰り返す。(渋が出なくなるまで)
水:砂糖(2:1)のシロップを作り、栗を入れ10分くらい煮て火を止める。
次の日、栗をザルにあけて、シロップだけを煮詰める。栗を戻して10分くらい煮る。
1週間くらい同じ作業を繰り返し、栗にシロップを染み込ませていく。
市販のものとはひと味違う『栗の渋皮煮』、お楽しみください♪
(私は今回、90個作りました。ただ、最初のゆでこぼして渋を抜く作業が甘かったらしく、
シロップが苦くなってしまったので、シロップを変えて煮なおしました。
まだ、最後まで出来あがっていません。明日くらいにはできるかな?)