今年は猛暑のため、レーズン酵母が駄目になってしまいました。
また、レーズン酵母を起こしても良いのですが、今の環境では管理が大変なので、
酵母パンは秋までお休みすることにしました。
秋になるまでは、初心に帰ってサフを使ってパンを焼きます。
今までが前日から仕込んでパンを焼いていたので、すっごく楽にかんじます♪
去年作った栗の渋皮煮がラム酒とブランデーに漬かって冷蔵庫に眠っていました。
もうすぐ栗の季節が来てしまう!急いで使わなくては!
ということで、思いついたのが山ぶどうとの組み合わせです。
以前、栗と胡桃のカンパーニュを作ったことがありましたが組み合わせがイマイチで。
そのとき、栗の渋皮煮には酸味のあるものが合うと気づきました。
今回は、その教訓を活かして『山ぶどう』を選びました。
粉250gに対して栗3個(皮はむきました)山ぶどう(75g)入れました。
発酵時間は一次発酵90分、パンチ後60分、丸めてベンチタイム30分、成形後最終発酵60分。
楽とはいえ、結構発酵時間がかかっていますね。
そして、ライ麦粉をふってクープを入れて230度のオーブンで30分焼きます。
家のオーブンはスチームが付いていないので、途中で霧を吹きながら焼き上げます。
酵母の入っていないパンは久しぶりで味が心配でしたが、
酵母が無くても十分イケています。
甘く香高い栗の渋皮煮と酸味の効いたレーズンがすごく良く合っています。
入れる量もこれで良いかんじです。
また作ろうと思います。
ところで、話は変わりますが、『野ぶどう』ってご存知ですか。
色のグラデーションが素敵で園芸店で見つけて一目ぼれ。
やっと、昨日家の庭に仲間入りしました。
秋をかんじる水彩画みたいなぶどうです。
では、また