かっぱ橋に通って20年!
はじめの頃はプロ御用達で、アマチュアには敷居が高かった『かっぱ橋道具街』ですが、
最近は食器屋さん、雑貨屋さんも多くなり、客層もすっかり変わってしまいました。
外国からの観光客も増え、商店で働く人達も英語で接客してたりして。。
時代の変化に対応して努力している『かっぱ橋道具街』。
とっても活気のある商店街です!
私は、お菓子やパンを作っているので、「原材料」「包材」のお店によく行きます。
初めて訪れる方は、お店がいっぱいあって、どこから見ていいのかわからず、
足が疲れてあきらめる。。ということになりがちなので、
「ここに行けば、これがある」という具体的な案内ができたら役に立つのではと思いました。
地下鉄銀座線の「田原町駅」からスタートです!
すぐにかっぱ橋に行くかと思いきや、回れ右して『ペリカン』さんに直行です。
私は食パンを目当てに行くのですが、予約をしないで買いに行くので、あるか無いかは運次第です。
寄り道してパンを抱えつつ、かっぱ橋道具街へと向かいます。
まず立ち寄るのが、和の器『田窯』さんです。
ここは、百貨店で売っているのと同じ品物がかなりお得に手に入るお店です。
(先にデパートで見てから行くととっても実感できます。)
※ここを見てしまうとかなり時間をとられてしまうので、時間がないときは次へ進んだ方が良いです。
信号を渡って、大きい看板の『ニイミ』さん側を歩きます。
3、4軒先に製菓製パン用パッケージ専門店『伊藤景パック』さんがあります。
ここはハロウィン、クリスマス、バレンタインといったイベントのときにはぜひ行って欲しいです。
お店は小さめなのですが、厳選された良い商品があります。
バレンタインのチョコの箱で困ったら『伊藤景パック』さんを、まず見てください。
『伊藤景パック』さんを出て直進すると、
キッチン用品の輸入販売店『キッチンワールド』さんがあります。
お店が広いので、全部見ると時間がかなりかかります。
私は迷わず右側のガラス瓶とホウロウ食器などを見ます。
『キッチンワールド』さんはいろいろな用途のガラス瓶があり、サイズも豊富。
ここに行けば探しているものは見つかるかんじです。
酵母を育てるのに使っている瓶はここで購入したものです。
ホウロウは野田琺瑯を眺て目の保養します。好きなものを見ると心が和みます。
『キッチンワールド』さんを出て、次の信号を渡って田窯さん側に戻ります。
信号を渡ってすぐ『新井商店』さん。もう少し進むと『馬嶋屋菓子道具店』さん。
そして、本間商店さんを過ぎると『浅井商店』さんがあります。
お菓子に使う道具、焼き型はこの3軒を巡るとほぼ揃います。
『新井商店』さんでは、木の葉のアップルパイを作るとき使う「菊型」と「小さい麺棒」。
ブルーベリータルトで使った「長方形のタルト型」。
『馬嶋屋菓子道具店』さんでは、マロンクグロフで使っている「クグロフ型」(18cm)と(12cm)。
パンに卵を塗るための「柔らかいハケ」「フィナンシェ型」などなど。
『浅井商店』さんでは、レモンケーキの「レモン型」、栗のフィナンシェの「栗型」。
食パンの1斤型、2斤型。(3斤型は家のオーブンに入らないので止められました。。)
おすすめの「大理石風作業板」もここにあります。
私のお菓子に使っている道具や型は9割ここで買っています。
ちょっと長くなりましたが、もう少しです!
食材は『本間商店』さん。見どころは、突き当たりの冷蔵ケースです。
ウメハラの「オレンンジピール」や「ミックスフルーツ」。
ナッツ類。レムケの「マジパン」もここにあります。チョコレートも種類豊富です。
そして、もう少し歩いて「ユニオンコーヒー」さんを過ぎると
最終目的地の 『プロパックかっぱ橋店』さんに到着します。
ここでは突き当たりのエレベーターで5Fへ行きます。
菓子、パンの包材が多種多様に揃っています。
オンラインショップでも買えますが、まずは手に取って見た方が選びやすいと思います。
クッキーの袋、マドレーヌなど小型の焼き菓子を入れるテープ付の袋、パウンドケーキ、シフォンケーキの袋、ケーキの箱など。
探すのは大変ですが、ここに行けば見つかります。
あと、4Fではキッチンペーパー。
2Fでは衛生用品(ハンドソープ、パストリーゼ、使い捨てグローブなど)買います。
レジは1Fでまとめてお支払いです。
こんなかんじのコースで毎回買い物しています。
そして、毎回大きなビニール袋をかかえ、「こんなに買うんじゃなかった」と後悔しつつ田原町まで歩くのでした。
全部まわるとかなりの時間がかかります。用途に合わせてご活用していただければと思いまず。
長文、お読みいただきましてありがとうございます!