今年の6月にあんずの里に行ったときから作ろうと思っていた『リンツァートルテ』
「木苺ジャムは日持ちするから、いつでも作れる♪」
と、なかなか重い腰があがらず年末になってしまいました。
リンツァートルテはリンツ発祥のお菓子で、かなり古くから作られていたそうです。
レシピが残る最古のお菓子と言われています。
今のように麺棒や型などがあまり無い時代のお菓子なのかなあと想像させる作業工程です。
私は小さい型で作っていますが、21センチの型で焼いた方が本場の雰囲気が出ると思います。
スパイスの効いた胡桃入りの生地を、絞り袋で渦巻き状に絞って底を作ります。
周りに一段絞ります。すると、タルトのような形になります。
中に木苺ジャムをたっぷり入れて、その上に生地を格子状に絞ります。
もう一段周りに絞ります。
卵黄を生地に塗って、スライスアーモンドを張り付けて焼き上げます。
木苺ジャムとスパイス入りの生地が好相性。
形も可愛く品がある。
昔の人はよくこのお菓子を思いついたなあと感心してしまいます。
オーストリアの菓子職人に敬意をはらいつつ、リンツァートルテを味わっています^^
ハプスブルク家のシシーも召し上がっていたのかしら?
などと思うと、ちょっと楽しい気分になります♪
このお菓子は、2、3日経ってからの方が味がなじんで美味しいです。
どんな味なのか興味のある方は、こちらに作り方載ってます!
『春の定番♪リンツァートルテ』